結婚式が高いわけ

ご祝儀相場と言ってしまえばそれまでですが、基本的に何を見ても高いです。
高くなっている原因は関わる人数に出席者の数が関わってきます。

結婚式には沢山の人の手がかかっています。
挙式の際には牧師さん、聖歌隊やピアノやバイオリン等の奏者、

披露宴の配膳、調理、音響、装花、司会、
介添え、衣装、ヘアメイク、写真、ビデオ等、
規模などにもよりますが、これだけでのべ15~20人位は関係してきます。
関わる人数が増えれば、人件費が増えるのでどうしても価格が上がります。


また、個々の価格はそうでもなかっとしても、出席者の人数分の料金になれば、それなりの値段になっちゃいます。

15000円のコース料理に5000円の引き出物、1500円の送賓グッズが50人分
これだけで100万を超えてきます・・・

料理やドリンクは式場のコックが用意する事が多いですが、そうでないものに関しては、式場が外部の業者に手配をして用意します。

会場が10000円で販売している商品があったとします。
これを7000円で仕入れて10000円で販売していたとすると、7割が原価で、3割の3000円が利益となります。
これが掛率です。(7掛け)

7割の掛率でやっているような式場は、かなり良心的な式場です。
式場によっては5割以上の掛率で売ってる事もあります。

 

なんでこんな値段がするの?ってよく聞かれるのがスナップアルバムビデオ撮影
結婚式のスナップアルバムを会場の業者に見積もりを貰ったら、
20万とか30万だなんて見積もりが出て諦めたなんて話を聞きます。

撮影料のみ会場への卸値が5万円、ウェディングアルバムが5万で合計10万だったとします。
撮影料5万円の内訳は、カメラマンのギャラや写真の補正料、打ち合わせなどをしたスタッフの人件費に利益を加えた価格です。
ウェディングアルバムは、大半が外部のアルバム制作業者に委託しているはずなので、アルバムの購入代金に利益を加えた価格となります。

この10万円のスナップアルバムを会場に卸して販売となると、実際に会場を通して購入する値段は、お安いところでも7掛けで14万円台~、高めの式場だと5掛けで20万円位になります。
式場によって全く同じ商品が14万になったり、20万になったりするのです。

 

これを考慮すると、会場の仕入れ値が100万円分のオプションアイテムを追加で注文したとするならば、
ある会場では140万円で、別の会場では200万円になったりします。
60万円違うと、さすがにかなり違ってきますよね?

掛率は表に見えない部分ではありますが、
見積もりの際に具体的に追加しそうなオプションアイテムの値段を聞いておくと、比較になるはずです。